打撃は 無いが、 組み合う 競技ならではの 注意点は ある
ブラジリアン柔術は、殴る・蹴るの無い組み技の競技です。顔や頭をたたかれることが無い分、打撃の競技とは違う安心があります。一方で、相手と組み合って倒れたり抑え合ったりするので、関節や首に負担がかかる場面、転んだときの衝撃はあります。危ないかどうかは、競技の名前より、年齢に合った技の制限と、止める合図を守らせる指導で決まります。
子供の 柔術で 気を つけたい 場面
子供のクラスで先生が特に気をつけるのは、次のような場面です。体験や見学のときに、どう教えているかを聞いてみてください。
- 倒れる
とき:受け身を 覚える 前に 強く 倒されると、 頭や 肩を 打つことがある - 関節技・
絞め技:相手が 「参った (タップ)」を しても 力を 緩めないと、 ひじや 首に 負担が かかる - 首まわり:
首を 強く 抱え込む・ ひねる 動きは、 子供の 練習では 避けるべき 動き - 体格差:
学年や 体重の 大きく 違う 相手と、 力いっぱい 組み合う こと - 指や
手首:道着を 強く つかむ 練習が 続くと、 指や 手首を 痛める ことがある
子供の 試合では、 使える 技と 時間が 決まっている
国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)のルールでは、使える技が年齢・帯・道着の有無の区分ごとに決まっていて、子供の区分では大人より使える技が少なくなっています。相手を持ち上げて叩きつける動き(スラム)や、首を絞めずに首や背骨をひねる技は、すべての区分で禁止です。子供の試合時間は、4〜6歳が2分、7〜9歳が3分、10〜15歳が4分です。普段の練習でも、この考え方に沿って教えているかを確かめましょう。
安全な 教室を 見分ける チェックリスト
体験や見学のときに、次のことを見てください。一つでも気になったら、入会の前に先生に聞いて大丈夫です。
- 毎回、
準備運動と 受け身から 始めているか - 年齢・
体格・ 経験の 近い 相手と 組ませているか - 「参った」の
合図を 最初に 教え、 合図が あったら すぐ 止めさせているか - 子どもが
「痛い」 「怖い」 「休みたい」を 言える 雰囲気か - 怒鳴る・
叩く・ 罰と して 走らせる・ 持ち上げて 振り回すなど、 怖がらせる 扱いが 無いか - 保護者が
見学できるか。 ケガを した ときの 連絡と 対応を 説明してくれるか
マタドールの キッズクラスで 行っている こと
マタドール柔術のキッズクラスでは、次のことを決めて練習しています。
- 教室の
床一面に、 厚さ4cmの 柔術用の マットを 敷いている - 子どもは子どもの
クラスで 練習する (高根公団の 親子クラスは、 保護者も いっしょに 参加できる) - 毎回の
練習は、 受身と ストレッチから 始める - 顔や
体への 打撃は、 練習中も 自由練習中も 一切しない - 先生が
子どもの 動きを 常に 見て、 危ない 場面では すぐに 止める - クラス中の
見学は いつでも できる。 人見知りの 子は、 先生と 一対一の 練習から 始められる
体験の 日に、 保護者が 聞いて おく こと
体験の当日は、保護者の付き添いをお願いしています。お子さまの様子を見たうえで、「この年齢では、どの技まで練習しますか」「止めたいときの合図は何ですか」「ケガをしたときはどう連絡が来ますか」を先生に聞いてみてください。持ち物や当日の流れは「キッズ柔術の体験準備」のページにまとめています。