格闘技・ 武道の 習い事は 「打撃」 「組み技」 「稽古中心」の 3つに 分かれる
子供が習える格闘技・武道は、練習の中身で大きく3つに分けると比べやすくなります。突きや蹴りを練習する打撃系(空手・ボクシング・キックボクシング・テコンドー)、相手と組んで投げたり抑えたりする組み技系(柔道・ブラジリアン柔術・レスリング)、試合より稽古や演武が中心の武道(合気道・剣道・少林寺拳法など)です。打撃と組み技の両方を練習する総合格闘技もあります。同じ競技でも、流派や教室によって練習の強さや試合への出方は違うので、最後は体験で確かめます。
種類ごとの 違い (練習する こと・ 子供の 決まり・ 用具)
代表的な競技を、子供が実際に練習することと、子供の試合や稽古の決まりで並べました。決まりは団体・流派・大会で変わることがあるため、通う教室で確かめてください。
| 競技 | 主に | 子供の | 道着・ |
|---|---|---|---|
| 空 | 突き・ | 伝統派の組手は、当てる強さを抑えて点を競う(いわゆる寸止め)。フルコンタクト(直接打撃)の流派は、顔への突きを禁止するなど流派・大会ごとの決まりがある。子供の試合では防具を付けることが多い | 空手着・ |
| 柔道 | 受け身、 | 中学生以下の | 柔道着・ |
| ブラジリアン柔術 | 相手を | 子供の試合は、年齢ごとに使える技が決まっている。相手を持ち上げて叩きつける動き(スラム)は全区分で禁止。試合時間は2〜4分(IBJJF) | 柔術着・ |
| レスリング | タックル、 | 関節技と | シューズ・ |
| ボクシング・ | パンチ | 子供の | グローブ・ |
| 合気道 | 相手の | 合気会など | 道着・ |
| 総合格闘技 | 打撃と | 子供の | グローブ・ |
目的から 選ぶ:体力・ 自信・ 礼儀・ 護身・ 試合
「強くなってほしい」の中身を言葉にすると、選ぶ基準がはっきりします。どの競技でも、伸びるかどうかは指導者と教室の雰囲気で大きく変わります。
- 体力・体幹をつけたい:どの競技でも全身を使います。組み技系は相手と押し合い・支え合う力、打撃系は瞬発力や距離感を使う練習が多めです
- 自信をつけたい:できることが一つずつ増える仕組み(帯・級)と、ほめ方を見ます。勝ち負けより、昨日できなかった動きができたことを認めてくれる教室が合います
- 礼儀を身につけたい:武道はどれも礼で始まり礼で終わります。あいさつや道具の扱いを、怒鳴らずに教えているかを見学で確かめます
- 身を守る力をつけたい:相手を倒すことより、つかまれたときに離れる・転んでも頭を打たない・助けを呼ぶ、が目的になります。組み技系は、つかまれた・倒された状態から自分を守る練習がそのまま身につきます
- 試合に出たい:大会の数と、出るかどうかを自分で選べるかを確かめます。空手・柔道は大会が多く、柔術にもキッズの大会があります
打撃が 怖い・ 運動が 苦手な 子は、 組み技系から 試しやすい
顔や体をたたかれるのが怖い子、ボールを使うスポーツが苦手な子は、打撃の無い組み技系から体験すると始めやすいことがあります。組み技系は、走る速さや球技のうまさより、体の使い方を一つずつ覚えていく練習が中心です。ただし相手と体を密着させるので、人に触れられるのが苦手な子には合わないこともあります。本人の反応を体験で見て決めましょう。
格闘技の 習い事の メリットと、 気を つけたい こと
格闘技・武道の習い事には、学校の体育やチームスポーツと違う良さがあります。一方で、相手と向き合う競技ならではの注意点もあります。
| メリット | 気を |
|---|---|
| 転び方 | 打撃・ |
| あい | 怒鳴る・ |
| 自分より | 勝ち負けや |
| 学校とは | 道着・ |
何歳から 習える?
格闘技・武道の教室は、4歳前後(年中・年長)から幼児のクラスを設けているところが多く、小学生から始める子もたくさんいます。始める年齢より、先生の話を聞いて順番を待てるか、「痛い」「休みたい」を言葉で伝えられるかが目安になります。マタドールのキッズ柔術は4歳から12歳までが対象です。幼児の体験で見るポイントは「キッズ柔術は何歳から?」のページにまとめています。
費用は 「月謝」 「最初だけ」 「ときどき」に 分けて 比べる
月謝は競技名より、教室の回数や時間で大きく変わります。比べるときは、毎月の月謝のほかに、入会金・道着や防具(最初だけ)と、昇級審査・大会・遠征(ときどき)を分けて聞くと、あとで思っていた額と違うということを防げます。柔術の月謝と最初の費用の内訳は「キッズ柔術の月謝・初期費用」のページにあります。
女の 子の 格闘技・ 武道の 習い事
空手・柔道・柔術のどれも、女の子がたくさん習っています。組み技系は力の強さより技とタイミングで動く場面が多く、体の大きい相手とも練習の工夫ができます。教室を選ぶときは、更衣の場所、女の子どうしで組めるか、女性の先生がいるかを体験のときに聞きましょう。
いじめ・ 護身の ために 習わせたい とき
格闘技を習ったからといって、いじめが無くなると約束することはできません。学校での困りごとは、まず先生や大人に相談することが先です。そのうえで、習い事で身につくのは、体の自信、つかまれたときに慌てず離れる動き、転んでも頭を守る受け身、怖いときに声を出して助けを呼ぶ練習です。相手をやっつけるための技ではなく、自分を守るための練習をしている教室を選びましょう。
安全に 通える 教室を、 体験で 見分ける
どの競技を選んでも、ケガの多い少ないは教室の運営で変わります。体験や見学で、次のことを確かめてください。
- 毎回、
準備運動と 受け身から 始めているか - 年齢・
体格・ 経験の 近い 相手と 組ませているか - 子どもが
「痛い」 「怖い」 「やめたい」を 言える 雰囲気か。 言ったら すぐ 止めているか - 先生が
全員を 見渡せる 人数か。 怒鳴る・ 叩く・ 持ち上げて 振り回すなどの 扱いが 無いか - 保護者が
見学できるか。 ケガを した ときの 連絡と 対応を 説明してくれるか
迷ったら、 2つの 競技を 同じ 質問で 体験する
候補を2つに絞ったら、同じ質問を持って体験に行くと比べやすくなります。「初回は何をしますか」「止めたいときはどう伝えますか」「試合に出るかは選べますか」「月謝のほかにかかる費用は」。本人には、どちらが強くなりそうかより、「楽しかった動きはあった?」「また行きたい?」を聞いてみてください。空手・柔道と柔術の違いは、それぞれの比較のページで詳しく説明しています。
マタドールの キッズ 柔術 (4〜12歳)
マタドール柔術のキッズクラスは、打撃の無いブラジリアン柔術です。千葉県の船橋市(高根公団)と八千代市(八千代台・勝田台)の教室で、子供のクラス(高根公団は保護者もいっしょに参加できる親子クラス)を開いています。教室の床には厚さ4cmの柔術用のマットを敷き、毎回の練習は受身とストレッチから始めます。クラス中の見学はいつでもでき、体験のときの道着は無料で貸し出します。曜日と時間は、下の教室の一覧で確かめられます。