意味と使い方
シングルレッグタックルとは?
相手の片脚を両手で抱え、その脚を引き寄せたり持ち上げたりしてバランスを崩し、倒して上を取るテイクダウンです。両脚を取るダブルレッグより、相手の正面に深く入らなくても狙えます。柔道では、相手の片脚を持ち上げて後ろへ押し倒す「朽木倒(くちきたおし)」が近い形です。
やり方の 基本
- 腰を
落として 構え、 相手の 前に 出ている 脚へ 向けて 踏み込む - 前の
手で 相手の 膝の 裏、 もう 一方の 手で 足首の あたりを 抱える - 抱えた
脚を 自分の 腰の 前に 引き寄せ、 胸で 相手の 脚を 押さえる - 相手が
立っている 脚の方向へ 崩して 倒し、 上の 位置で 止まる
よく ある 失敗
- 脚を
抱えたまま 止まり、 上から ギロチン チョークを 狙われる - 頭が
下がりすぎて、 上から 押しつぶされる - 倒した
あとに 離れてしまい、 上の 位置を 保てない
柔術 (IBJJF)の ルールでの 注意
IBJJFの禁止技の表では、頭を相手の体の外側に出したシングルレッグは、4〜12歳・13〜15歳・16〜17歳(全帯)の部と、大人の白帯の部で禁止されています(禁止の技ですが、反則の罰は受けません)。頭は相手の胸の側(内側)に置いて入ります。
守る側が、頭を外に出している相手の帯をつかんで頭から落とすのは、すべての区分で禁止です。相手を持ち上げて叩きつける動き(スラム)も、すべての区分で反則負けです。倒して上で3秒制御すると、テイクダウンの2点になります(ルール4.1)。
参考:IBJJF公式ルールブック(2024年6月版)、IBJJF「Technical Fouls & Illegal Moves」、講道館「Kodokan Definitions of Judo Techniques」(2022年)
よくある質問
- シングルレッグと
ダブルレッグの 違いは? - シングルレッグは片脚、ダブルレッグは両脚を抱えます。シングルレッグは相手の正面に深く入らなくても狙えますが、倒し切るまでに時間がかかり、途中でギロチンチョークを狙われやすい面があります。
- 白帯の
試合で シングルレッグは 使えますか? - 使えます。ただしIBJJFでは、頭を相手の体の外側に出した形は、16〜17歳の部と大人の白帯の部まで禁止です。頭を相手の胸の側に置いて入ります。
柔術は未経験からでも始められます。マタドール柔術(船橋・高根公団、八千代台、勝田台)では、初めての方は受け身と基本の動きから練習します。体験は0円、道着は無料で借りられます。
関連用語
この
- テイクダウン初級
ダブルレッグ
ダブルレッグDouble Leg Takedownレスリング由来のテイクダウンで、両手で相手の両足首〜膝裏を抱え、肩で押し倒して上から着地する技。柔術・MMA・グラップリングで最重要のテイクダウンであり、立ち技攻防の基本中の基本。
詳しく見る - テイクダウン中級
アンクルピック
アンクルピックAnkle Pick立位の組み手から、相手の頭を片手で押し下げて崩し、空いた手で相手の足首を持ち上げてバランスを崩し倒すテイクダウン。レスリング・柔道双方で使われ、リスクが低く柔術トップ層でも頻出。
詳しく見る - テイクダウン中級
ボディロック
テイクダウン ボディロックテイクダウンBody Lock Takedownボディロックテイクダウンは、相手の胴に両腕を回して手を組み(ボディロック)、体を密着させたまま足をかけたり引き倒したりして倒すテイクダウン。IBJJFでは、持ち上げて叩きつける動きや、頭や首から落とす投げは、すべての区分で禁止。
詳しく見る - 関節技・絞め技初級
ギロチン
チョーク ギロチンチョークGuillotine Chokeギロチンチョークとは、正面側から相手の頭・首を腕で抱える系統の絞め技。フロントチョークとも呼ばれ、腕を含むアームインなどの型があります。背後からの裸絞めとの違い、名称と試合の使用区分を解説します。
詳しく見る - ポジション初級
トップ
ポジション トップポジションTop Positionトップポジションとは、相手より上の位置を取って体重を活かす総称的な表現。マウント・サイドコントロール・ニーオンベリー・パスガード途中などを含み、柔術では上が取れた時点でほぼポイントに直結する重要な状態。
詳しく見る
関連記事
マタドールマガジンの記事から、この用語に触れているものを紹介します。
FOR KIDS
この用語の「お子さま向け」のやさしい解説も用意しています。
こども向けの解説を見る柔術の基本を、
実際にマットの上で体感する。
0円体験は毎日受付中。体験時の道着レンタル込みで手ぶら参加OK。 体験内容は、経験や参加クラスに合わせてご案内します。