意味と使い方
サイド コントロールとは?
相手の横に位置し、自分の胸を相手の胸に乗せ、片方の腕で頭の側、もう片方の腕で腰の側を押さえる位置です。膝はマットにつくか相手の体に寄せ、脚を広げて安定させます。サイドポジション、クロスサイドとも呼ばれ、ブラジルでは「100キロ(Cem Quilos)」と呼ぶこともあります。
柔道の 横四方固・ 袈裟固との 違い
講道館の技の定義では、横四方固は相手の横から胸で上体を押さえ、脚の間から帯やズボンを、首の後ろから襟を握る抑込技です。袈裟固は、相手の横から相手の腕を脇に抱え、首の後ろの襟を握って押さえます。柔術のサイドコントロールは、胸を合わせて押さえる点で横四方固に近く、袈裟固に近い形も使われます。
得点の 決まり (IBJJF)
- ガード
(または ハーフガード)を 越えて、 サイド コントロールか 北南を 3秒保つと、 パスガードの 3点 (ルール4.2) - サイドコントロールからマウントへ移って3秒保つと、マウントの4点(4.4)。パスガードから続けてマウントを取ったときは、合わせて7点(3.4)
- 膝を
相手の お腹に 乗せる 形 (ニーオンベリー)を 3秒保つと 2点 (4.3)
使い方・ 狙い
下から逃げようとする相手の動きに合わせて、ニーオンベリーやマウントへ移るのが基本です。相手の腕が浮けばキムラやアメリカーナ、首と腕が近づけばアームトライアングルチョークを狙います。胸を合わせ続け、相手の腰と頭を離しておくのがこつです。
参考:IBJJF公式ルールブック(2024年6月版)、講道館「Kodokan Definitions of Judo Techniques」(2022年)
よくある質問
- サイド
コントロールは 試合で 何ポイントですか? - サイドコントロールそのものに点はありません。IBJJFでは、相手のガードを越えてサイドコントロールを3秒保つと、パスガードの3点が入ります。
- 袈裟固めとの
違いは? - 袈裟固は、相手の横から腕と首の後ろを抱えて押さえる柔道の抑込技です。柔術のサイドコントロールは胸を合わせて押さえる形が多く、柔道の横四方固に近い形です。
- サイド
コントロールからの 逃げ方は? - 腕で相手との間にすき間(フレーム)を作り、エビで腰を離してガードに戻すのが基本です。
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関連用語
この
- ポジション初級
マウント
マウントMountマウント(マウントポジション)は、相手の胴に馬乗りになって押さえる上の位置。柔道の縦四方固に近い形。IBJJFでは、ハーフガードから抜けた状態で相手の胴にまたがり、3秒保つと4点。
詳しく見る - ポジション初級
ニーオンベリー
ニーオンベリーKnee on Bellyニーオンベリーとは、相手の腹部に片膝を乗せ、もう片足を後方に開いて体重を浴びせる上位ポジション。IBJJF で 2 ポイント。極めへの移行とポジションチェンジが速く、相手にプレッシャーを与え続ける攻撃的なポジション。
詳しく見る - ポジション中級
ノースサウス
ノースサウスNorth Southノースサウスとは、相手の頭側に自分の頭を向け、上下逆の位置取りで押さえ込む上位ポジション。柔道の上四方固めに近く、サイドコントロールが取れない時の中継地点として、またノースサウスチョークやキムラの起点として使われる。
詳しく見る - エスケープ初級
サイド
コントロール エスケープ サイドコントロールエスケープSide Control Escapeサイドコントロールを取られた状態から、ガード or 立ち上がりに復帰するエスケープ。フレーム作成、ヒップエスケープ、膝の挿入、ニーオンベリーからの2択など、複数の経路がある柔術防御の核心スキル。
詳しく見る - 関節技・絞め技初級
キムラ
キムラKimuraキムラとは、相手の腕を Figure-4(数字の 4)グリップで掴み、肩関節を反対方向に捻って極める関節技。柔道家・木村政彦が 1951 年にエリオ・グレイシーに勝った技として有名で、彼の名にちなんで世界的に「キムラ」と呼ばれる。
詳しく見る - 関節技・絞め技初級
アメリカーナ
アメリカーナAmericanaアメリカーナは、上の位置(サイドコントロールやマウント)から、相手の曲げた腕の手首をマットに押さえ、両手を4の字に組んで肩をひねる関節技。英語では Americana や Keylock、柔道(講道館)の関節技では腕緘(うでがらみ)にあたる。キムラと組み方は同じで、ひねる向きが逆。
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