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柔術のルール入門|ポイント・試合時間・反則の確認方法

柔術の2・3・4点の得点、アドバンテージ、試合時間、年齢や帯で変わる反則をIBJJF公式規則に沿って解説。初心者が観戦や初試合で確認する順番を紹介します。

柔術のルール入門|ポイント・試合時間・反則の確認方法

柔術の試合は、関節技や絞め技による(降参)だけでなく、有利な位置を取ったときのポイントでも勝敗を競います。観戦や最初の練習では、まず「何をすると点が入るか」「いつ試合が止まるか」を押さえると、攻防を追いやすくなります。

この記事は、2026年9月8日に確認した公式ルールブック(PDF表記Version 6.1)をもとにした入門解説です。大会ごとに採用ルールが異なるため、出場時は主催者の大会要項と、自分の年齢・帯・ギ/の区分を確認してください。

勝ち方はタップとポイントだけではない

相手がタップした場合や、レフェリーが試合を止めた場合などには、その時点で決着します。制限時間を終えたときは、まずポイントで比較。同点なら、さらに同じならの少なさを比較し、それでも決まらなければレフェリー判定になります。失格などによる決着もあります。

アドバンテージは、得点に近い攻防などを規定に沿って評価するものです。「0.5点」としてポイントへ足し算するものではありません。観戦時は、得点・アドバンテージ・ペナルティが別々の欄にあることを確認しましょう。

ポイントは2・3・4点で整理する

代表的な得点を表にまとめます。名称だけで点が決まるのではなく、動作の始まり方や保持する姿勢などの条件があります。

点数主な動き・位置
2点テイクダウン、スイープ、
3点パスガード
4点、バックマウント、

原則として、得点となる位置を3秒間安定させることが必要です。一瞬形になっただけで点が入るとは限らず、関節技・絞め技を受けているときや、連続して位置を変えたときには追加条件があります。

例えばパスガードからマウントまで進む場面では、条件を満たせば3点と4点が積み重なります。一方、自分から位置を手放して同じ位置を取り直し、同じ得点を繰り返すことはできません。まずは「動いた回数」ではなく「どの位置を、どの流れで確保したか」を見てみてください。

下にいること自体は失点ではない

柔術には、下から手足を使って相手を制御するがあります。寝ているだけで直ちに負けになるわけではありません。下の人がガードから上下を入れ替えるスイープと、上の人が相手の脚の防御を越えるパスでは、目的も得点条件も異なります。

「上になったから必ず2点」「相手の脚を離れたから必ず3点」と判断すると混乱します。始まりの位置と、動いた後にどこを保持したかを続けて見るのがコツです。具体的な違いはスイープとパスガードの比較にまとめています。

試合時間は年齢と帯で変わる

IBJJFのアダルトでは、白帯5分、青帯6分、紫帯7分、茶帯8分、黒帯10分です。マスターやキッズには別の時間設定があります。「柔術は何分」と一つの数字にまとめず、自分のカテゴリーに当てはめて確認します。

初出場なら、申し込み画面の年齢区分・帯・体重区分と、要項に記載されたを並べて確認しましょう。所属先に相談するときも、大会名とカテゴリーを伝えると具体的な確認ができます。練習の時間が、そのまま大会の試合時間とは限りません。

反則は自分の区分の一覧で確認する

パンチ・キックなどの打撃、相手を持ち上げて叩きつけるスラム、指などの小さな関節への攻撃は認められません。加えて、足関節技などには年齢・帯・ギ/ノーギによる制限があります。上級者の試合動画に出てきた技を、白帯やキッズでも使えるとは判断できません。

公式の反則一覧で自分の列を確認し、不明な技は指導者に質問してください。ここで挙げた例だけで反則全体を確認したことにはなりません。道着のつかみ方、場外、消極的な行為なども規定の対象です。

練習では、タップや中断の合図を早めに伝え、相手の合図があれば直ちに動きを止めます。練習前の安全確認も合わせて読んでおくと、競技規則と普段の練習の注意点を整理できます。

観戦では3つを順に見る

  1. 今は立った攻防か、ガードの攻防か。
  2. 動いたあと、誰がどの位置を保持したか。
  3. レフェリーの合図と得点表示がどう変わったか。

最初から全ての技名を覚える必要はありません。一つの攻防をこの順番で追うだけでも、得点の理由を質問しやすくなります。実際の判定はレフェリーが行うため、映像の一部分だけで誤審と決めつけず、前後の流れまで確認しましょう。

出場を考えている方は初試合の申込・持ち物チェックへ。柔術そのものが初めてなら、初心者の練習・体験ガイドから、自分に合うクラスを探してみてください。

出典:IBJJF公式ルールブック・反則一覧。公式ページのリンク先PDFを確認しています。規則の改定や大会独自の条件がある場合は、出場大会の最新案内を優先してください。

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